

2024/5/23
和歌山県田辺市は、新市庁舎の建て替え工事を終了し、5月7日から業務を開始いたしました。
南海トラフ巨大地震を見据えて…市役所を高台移転 柱は震度7に耐えられる免震構造 和歌山・田辺市
https://news.goo.ne.jp/article/ytv/region/ytv-2024050706416256.html
バリアフリーカンパニーは、2020年の設計段階から、田辺市の委託を受け、どのような方にも使いやすいユニバーサルデザインの監修を行ってまいりました。
前回記事
和歌山県田辺市の新市庁舎建設にあたり、ユニバーサルデザインの監修をいたしました
https://barrier-free-jp.com/posts/GbL_-IoE
今回も、上記の実施設計監修に引き続き、日本ファシリティマネジメント協会でユニバーサルデザイン部会主宰の似内志朗氏、およびケアスタディ株式会社の間瀬樹省代表の二人のフェローにご協力いただき、23年7月より数度の打ち合わせおよび現場検証を行い、実地工事に向けたレビューとアドバイスを提供しました。
サインにおいてはUDフォントを活用されていましたが、加えてカラーユニバーサルデザインの適用、複雑な市役所内の誘導をわかりやすく表示するためのルールづくりと適用のガイドラインの作成と提供も行いました。
現地確認では、やはりバリアフリーカンパニーのフェローである、サウンドスケープデザイナー武者圭氏にも参加いただき、各種サインのモックアップをもとに、好事例のサンプル写真などを参照しつつ、車いすを始めとする多様な方からのサインの見やすさの検証と改善施策案を提供したほか、車寄せのスロープ、トイレの表記、開所後の施設運用上の注意点、さまざまな障害者の誘導に有効なサービスの紹介など、工事後期から開所後の運用に必要なさまざまなアドバイスを提供しました。武者フェローにはあわせて、触地図・点字についても、レビューいただきました。
田辺市は、バリアフリー基本構想を掲げ、「ユニバーサルデザインの考え方を踏まえ、年齢や障害の有無に関係なく、すべての市民が快適で安心して暮せるまちづくり」をめざしておられます。和歌山ならでは、木の香り漂う新たな庁舎が、さまざまな市民のみなさまとって、末永くすごしやすいまちづくりの象徴であることを願っております。
ご参考:
田辺市バリアフリー基本構想
https://www.city.tanabe.lg.jp/shougaifukushi/files/barrierfree-kihonkousou.pdf
田辺市役所
https://www.city.tanabe.lg.jp/index.html