似内志朗(にたない しろう)

私は、2002年から(公)日本ファシリティマネジメント協会(JFMA)でユニバーサルデザイン研究部会を主宰してきましたが、投資銀行やメディア系の企業におけるユニバーサルデザイン導入などで、中澤さんとご一緒してきました。15年ほど前に出会った中澤さんの、世の中を少しでも住みやすくしていこうという志と、ビジネス感覚を持ったバリアフリー推進に、長く共感してきました。私は、長年勤務した日本郵政グループにおける郵便局のユニバーサルデザイン、JFMAにおけるワークプレイスのユニバーサルデザインと健康経営、そして今春から、(株)ヴォンエルフにおいて、WELL(ウェルビルディング認証)のコンサルティングにおいて、「人フォーカスの時代」の都市・建築・ワークプレイスの在り方を考えてきました。これからの時代におけるユニバーサルデザインの価値と役割は大きなものがあると考えています。フェローとして、少しでもお役に立てればと思います。

ファシリティデザインラボ(FDL)代表

似内志朗

PROFILE

似内志朗(にたない しろう)

一級建築士(JIA registered)、認定ファシリティマネジャー、WELL AP。
1984年早稲田大学建築学科卒、1990年UCLバートレット建築校大学院修了(建築ディプロマ取得)。郵政省入省後、建築設計、ファシリティマネジメント、新規事業開発、不動産企画開発に携わり、2019年(株)日本郵政を退職。現在、ファシリティデザインラボ(FDL)代表、(株)ヴォンエルフ シニアアドバイザー、筑波大学客員教授、東洋大学非常勤講師、芝浦工大非常勤講師。公的活動として、(公)日本ファシリティマネジメント協会理事・調査研究委員長、環境省・21世紀金融行動原則環境不動産WG共同座長、(社)グリーンビルディングジャパン運営委員。