松森果林(まつもり かりん)

小学4年で右耳を失聴、中学から高校時代にかけて左耳も聴力を失う。

筑波技術短期大学デザイン学科卒業。在学中にTDLのバリアフリー研究をしたことがきっかけで「ユニバーサルデザイン」が人生のテーマとなる。(株)オリエンタルランドなどを経て独立。聞こえる世界、聞こえない世界両方を知る立場から、ユニバーサルデザイン普及のためのアドバイス、大学講師、講演、執筆等を行う。

香りマーケティング協会顧問や、東京国際空港国際線旅客ターミナルビルユニバーサルデザイン検討委員も務める。テレビCMに字幕がつかないことを長年提唱し、実現に向けて取り組んだり、地域に手話を広めるため「井戸端手話の会」を主宰する。

著書に『音のない世界と音のある世界をつなぐ―ユニバーサルデザインで世界を変えたい!』(岩波ジュニア新書)、『誰でも手話リンガル』(明治書院)、『星の音が聴こえますか』(筑摩書房)他多数。

ユニバーサルデザインアドバイザー、NHK「ワンポイント手話」MC、
内閣府 障害者政策委員会委員

松森果林