NTTドコモ様 全社向けの合理的配慮についての研修の企画・監修をしました

すでにニュースなどで取り上げられている通り、2024年4月1日に改正障害者差別解消法が施行され、民間事業者の合理的配慮提供が法的義務化されます。株式会社NTTドコモ様は、これまでも合理的配慮に関する研修や対応ガイドラインの策定に取り組まれてきましたが、今回の法改正にあたり改めて、全社員にむけて合理的配慮のeラーニングを実施することになり、バリアフリーカンパニーがこの研修の企画支援・監修を行いました。

差別解消についてはある程度理解できても、合理的配慮といわれるとピンとこない、さらにそのもととなっている、世界保健機関が定義する「障害の社会モデル」の理解となるとおぼつかない……こういった、一般になじみのない概念に、20分のeラーニングである程度なじんでもらうために、身近にいる高齢者などに対して「あなたならどうしますか?」と問いかけることからスタート。合理的配慮については、代表中澤が日頃口にしている基本の考え方「May I help you?」を中心に、合理的配慮が、物理的なゴール設定でなく、どんな人にもサービスを提供できているか、そのための気配りを継続し続けること、と端的に理解できるよう、例を多く提供し、工夫しました。

研修は4月以降、全社員様に加え、全国ドコモショップやインフォメーションセンターのスタッフの皆様にも受講していただくことになっています。NTTドコモ関係者の皆様が合理的配慮の理解を進められ、様々な製品やサービスが、これまで以上に多種多様なお客様に必須で有用なものになることを願っております。
NTTドコモ様のユニバーサルデザイン推進活動「ハーティスタイル」については、以下をご覧ください。


NTTドコモ ハーティスタイル
https://www.nttdocomo.co.jp/corporate/csr/hearty/

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